中性脂肪が高いと聞くと、なんとなくお肉の脂などの脂質を摂り過ぎているというイメージをもっていませんか?
実は、脂質よりも、糖質が中性脂肪値を上げる原因なのです!
糖質の種類として、おもに以下の3種類があげられます。
それでは詳しく見ていきましょう。
炭水化物(お米、パン、麺などのでんぷん類)
主食である炭水化物は、糖質の仲間です。お米、パン、麺類などに加え、(大豆を除く)豆類、いも類、かぼちゃ、とうもろこしなども主食の仲間になります。次に上げる果糖やショ糖に比べると、比較的吸収がゆるやかですが、たくさん摂り過ぎると中性脂肪として蓄えられてしまいます。エネルギー源として必要な栄養素ですが、摂り過ぎないように注意が必要です。
果糖(果物など)
くだものは、ビタミンCや食物繊維などを多く含んでいるためヘルシーなイメージがあると思います。ところが、くだものに含まれる果糖やブドウ糖は高カロリーでたくさん食べると、肥満の原因になってしまうのです。ビタミンや食物繊維はなるべく野菜から摂るようにしましょう。
ショ糖(砂糖、お菓子、清涼飲料水など)
ケーキなどの甘い食べ物、清涼飲料水などの甘み成分の中心であるショ糖、砂糖はすぐに中性脂肪として蓄えられてしまいます。
糖質の中でも、炭水化物に比べ、果糖やショ糖は、食べた後に血糖値を上げ、すぐに中性脂肪に変わるので特に注意が必要です!